照明の作業は非常に大きな危険を伴います。
大怪我や、時には死にすら面した危険な作業ですから、十分注意して作業するようにしましょう。
照明ガイドライン(2008.1.22)
照明設備
多目的ホール内の以下の設備を照明設備とし、スタッフ委員会照明班の管轄とする。
- 照明用備品(照明機材表参照)
- 1Fホール、2Fギャラリーにおける照明用設備(電源、バトン等)
- 3Fキャットウォーク全体
- 調光室における照明用設備(調光卓、配電盤等)
- 屋内倉庫における照明備品用スペース
- 水銀灯、蛍光灯等、多目的ホール内部の常設照明
照明責任者について
多目的ホール照明設備を利用する際には、照明責任者が必要である。
照明責任者に照明設備を扱う上で監督者として足る能力があるか、多目的ホール総務部が審査する。
照明責任者の代理人たる代理責任者に関しても同様。
責任能力の判断基準は下記のとおりである。
- 照明設備、機材について十分な知識があること
- 適切な照明設計を行うことができること
- 作業時の安全策について十分な知識があること
- 作業に関して十分な経験があり、作業全体を管理監督できること
- 多目的ホール、もしくはその他の公演施設において過去に十分な経験を積んでいること
- 過去に一度以上照明責任者を経験していること
これらを基本に、公演内容、規模などを考慮して総合的に判断する。
なお、照明責任者が基準を満たさない場合でも代理責任者に適格者が就くことによって公演を認める場合がある。
照明講習会
多目的ホール総務部主催で、年1回(5月前後)『多目的ホール照明講習会』を開催する。多目的ホールで作業する初心者を対象とし、最低限の知識と経験を得ることを目的とする。
対象者は極力講習会へ参加することが望ましい。
また、同時に『多目的ホール照明責任者講習会』を開催する。照明責任者として必要な事項について、照明責任者になったことの無い者を対象として行う。
初めて照明責任者になる者は責任者講習への参加が望ましい。
多目的ホールメンテナンス
多目的ホール総務部主催で、年2回『多目的ホールメンテナンス』を行う。
照明班は照明設備のメンテナンスを中心に行う。
多目的ホール利用・照明作業のガイドライン
!!!! 照明作業従事者は熟読のこと !!!!
多目的ホール全般
- ホール内部(1Fホール、2F、3F、調光室、倉庫)は飲食禁止。飲食物の通過も禁止。
- 多目的ホール(ホール内部、楽屋、ロビーを含む建物全体)は全面禁煙。
- ホール内部への火気、水気、粉末の持込禁止。
- 2F、3Fへは必要の無い限り立ち入らない。
- ホール内部の壁(黒い部分)には極力触らない。物を立て掛けない。
作業上の基本
- 頭上で作業している下には絶対に入らない。
- 人がいる上では絶対に作業しない。
- 解らない物には触らない。
- 照明を消灯する場合、ホール内部全体に声をかけ、安全を確認してから消灯する(完全に真っ暗になり非常に危険)。3Fの蛍光灯を消す際なども同様。
- 高所(3Fキャットウォーク、脚立など)にいく場合ポケットの中身は全て出す(落下防止のため)。眼鏡等の落下にも注意。
- 作業を始める場合は作業する位置を声に出し、全体に確認する。
- 極力空中で物を受け渡さない。
- 電源ボックス、コード、コネクタは極力踏まない。
- 人の後ろを通る際、物を受け渡す際などは、必ず双方が声に出して確認しあう。
- 走らない。焦らない。
定格
- 総主幹 単相三線400A
- 回路 1回路30A
- ミニCコネクタ20A Cコネクタ30A
禁止事項
- 主幹盤(調光室内)の許可の無い開閉。
- 主幹電源関係の改変。
- 調光室での消しゴム等、粉の出るものの使用。
- CSQの曲吊り。
- 灯体へのテープ類一切の使用。
- コードへの養生テープ(舞台ガイドラインに準ずる)以外のテープ使用。
- 灯体の天地逆転使用。
- 安全装置(チェーン等)の無い灯体の吊り使用。高所でのスタンド、平置きも同様。
- 灯体持ち上げの際のハンガー持ち(ハンガーではなくアームを持つこと)。
- 灯体の屋外での使用。
- 電球のガラス面、灯体レンズへの素肌での接触(手袋等着用のこと)。
- 2、3Fの手摺、拡張パイプに体重を乗せること。
許可を必要とする事項
下記の事項は、継続使用計画書の特記事項欄に記入の上総務部の許可を得て、指示を仰ぐ。
- スモークマシンの使用(スモークマシン使用の欄参照)。
- その他、スノーマシン、エフェクトマシン等、特殊効果機材の使用。
- ムービングヘッド、ミラースキャン等、特殊な灯体の使用。
- 調光卓、調光器の持込。
- 調光卓の移動、パイプ拡張等、常設設備への改変。
- FQのバンドアの取り外し、レンズの取り外し等、灯体への改変。
- ホリゾント幕の使用。
- 演出上の3Fギャラリーからの落下物の使用(紙吹雪等)。
スモークマシンの使用
スモークマシンの使用を希望する場合、下記の使用条件を満たした上、総務部からの使用法の指示(設置場所、煙探知機へ対応等)に従って使用すること。
- 継続使用計画書にスモークマシン使用の旨を記入。
- スモークは水溶性のもののみ使用可能。
- 夜間(午後9時〜午前9時)は一切使用できない(公演当日で公演時間が午後9時を過ぎる場合は除く)。
- 煙探知機を停止することはできないため、探知機が反応しない範囲で使用する。
- 設置場所周辺を汚さないよう養生、清掃をする。
備品の異常・破損等
- 照明備品に異常を発見した場合、速やかに総務部へ報告する。自然消耗の場合利用者に金銭的負担が生じることは無いが、報告が無かった場合は負担を求める場合がある。
- 照明備品の破損、紛失があった場合、速やかに総務部へ報告する。過失の度合い、損害の度合い等から、当事者と総務部、学部で協議して対応を決定する。報告が無かった場合、過失の度合いを問わず負担を求める場合がある。
- 異常が生じた備品は十分な知識のない場合修理しようとせず、総務部の指示する場所に誰にでもわかる様に異常を明示して保管する(コード類に関しては屋内倉庫『コードの病院』へ)。
- 断球が発生した場合、知識があれば屋内倉庫の替え球を使用して復旧してよい。方法がわからない場合は断球を明示して保管し、他の灯体を使用するか、総務部に連絡する。
片付け・引継ぎ
- 退出時は現状復帰が基本。破損・異常品以外はもとの状態でもとあった位置へ戻す。
- 2Fギャラリー、3Fは掃き掃除、もしくは掃除機をかけた後、必要なら固く絞った濡れ雑巾で拭き掃除をする。
- 調光室は掃除機をかける(特に調光卓や主幹盤外側の埃を取ること)。掃除機は専用のものが調光室にある。
- 備品や手摺、床などにテープを残さない(ただし、センターからの距離を表示した手摺のビニールテープは剥がしてはならない)。
- 紙吹雪などを使用した場合、灯体や回路ボックスに降らせた物が侵入していないか十分チェックする。
- 照明責任者は備品をチェックして照明機材管理表(調光室長机下、黒いファイル)に記入し、前の団体の管理表と入れ替えに主幹盤にマグネットでとめる。前の団体の管理表は黒いファイルにはさむ。
- 退出時に総務部の立会いを受ける。
その他
- 照明関係のマニュアルは調光室長机の下にある。
- 3Fギャラリー北側(楽屋側)は、多量の降雨があった場合雨水が浸入する事がある。機材等を放置せず、また滑るので十分注意する。
多目的ホール総務部 同スタッフ委員会照明班
文責:向井佑